デービッド・ブルが発行している季刊誌「百人一緒」に掲載された記事です。

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訪問者たち

12年程前に、ここ青梅に越してきて以来、この地域に生息する野生動物を時折「目撃」するのを楽しんでいます。ここは、都会と田園の景観が程良くバランスを保っているので、何に出くわすかはまるで分からないのです。今年は、中でも例外的でした。もう「時折」などという状態ではなかったのです。面白い動物たちが窓の下を、それこそパレードしているかのようでした!なんとか撮影できた写真をご紹介しましょう。

この番(つがい)は、しょっちゅう見かけます。きっと僕よりも長い間ここに住んでいるのでしょう。僕がちょっとでも近づき過ぎると、すぐに飛び去ってしまいますが、バルコニーからパン屑を投げてやると態度が変わるんです……。

とても敏感な鳥なので、近づくのはまず不可能です。うまく観察できるのは、太陽光が窓に反射して僕が見えない状態になる、日中の窓越しです。この写真はウェブカム用に固定してあるカメラで撮ったもので、海外の人達もネット上で見る事ができました。

この鳥が大きな水しぶきを上げて水に飛び込む様子を、何とか撮影したいものですが、その瞬間を捉えるためには、投資よりも多くの努力が必要です。幸い1羽が窓の丁度向い側の土手に数分間じっと留まっていたので、ビデオで撮影することができました。


[イタチ] めったに見られません。とても臆病という訳ではなくて、川の反対岸という安全圏を歩いているのなら、数メートル以内まで寄ってきます!これはある晴れた日の昼下がりに、獲物を探して石から石へと跳んでいるところを、遠くから捉えた写真です。

特に変わった魚は泳いでいませんが、今年は例年より遥かに多いです。中には20センチほどの長さにまで成長していて、こんな小さな川なのにと感心してしまいます。でも、これ以上大きくなると生存に支障を来すでしょう。なぜなら、近所の人達が釣りをしようなんて話しているのを、小耳に挟んだからです!

そんな訳で、しょっちゅう仕事に集中できなくなります。さあて、舞台の袖にはどんな訪問者達が待ち構えているのでしょう!

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