デービッド・ブルが発行している季刊誌「百人一緒」に掲載された記事です。

ここに、バックナンバーがすべて集めてありますので、号数あるいはテーマ別分類から、選んでお読みください。

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料理コーナー

ニュースレターの編集をしていると、1ページだけぽっかり「残る」ことがあり、今号もその例でした。書きたい記事はたくさんあるのですが、1ページに収めるとなるとどれも長過ぎるというわけで、別の機会を待つしかありません。それで今回は、この「空いた」スペースでちょっと遊んでみましょう! 昨今はセレブの書く料理本が大流行ですよね。そのブームに私も便乗しようかと思います。

私はカナダに戻るといつも両親の家の近くにある自然食品店でマフィンを食べますが、生地がどっしりとしていて僕には重た過ぎます。一方、日本で食べるマフィンはとても甘く、フワフワして軽すぎます。そこで考えたのが、太平洋を隔てた2つの味を融合することです。

デービッドの東西融合マフィン

  • 日本製マフィンミックス300cc
  • カナダ製マフィンミックス300cc
  • 卵2つ
  • 豆乳 適量
  • 荒く刻んだチーズ
  • バニラエッセンス

    作り方はいたって簡単。オーブンを170度に熱している間に、2種類の粉を混ぜ合わせ(固まりがあればつぶす)、そこに卵を割り入れ豆乳も加えます。豆乳の量ですか? 生地がちょっと固めなくらいがいいです。混ざったら生地をスプーンで掬って型に入れていきます。これは6つ分の分量です。最後にチーズを乗せてオーブンに入れたら23分。これでランチの出来上がり!

    お客さんにお出しすれば、対照的な味のマフィンを完璧融合させた結果に満足してくださること請け合いです。重厚な質感のある西洋のミックス粉に日本のミックス粉が軽やかさと甘さを加えています。おまけにです、お客さんが台所で腕を振るうあなたに期待をしなければ(僕の場合のようにね)、尚更喜んでもらえるでしょう!

    出来映えに関係なく褒めてもらえるアイデアです!

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