「木版円卓」が開催されています。
私のインターネット上のホームページは、近頃とても重要になってきています。今から8年前にこれを立ち上げた時には、ごく付随的な存在でしたが、ここを通じて十分な情報を発信しつづけているため、成果が出てきているのです。現在のところ、私の作品の収集家は、半数以上がインターネットを通じて申し込んでいます。私の版画ビジネスは、世界規模で発展しているのです!そして、私のwoodblock.comというサイトにある内容はとても充実しているのに、まるで情報が不足しているかのように、新しい内容が追加されました。「木版円卓」です。
私の作品を収集家の方たちにお送りするようになって、もう何年も過ぎましたが、その間に次のようなことを何度も質問されました。「デービッドさんの作品を集めているのは、どんな人達ですか」とか、「この作品について、他の方がどんな風に思っているか知りたいですねえ...」。どうやら、集めている方たちの多くは、他の人がどう思っているかについて興味があり、知りたいと思っておられるらしいので、そんな方達が私の作品について感じたことや意見を交換できるように、「木版円卓」という場を作ったのです。
この場で話し合われる主だった内容は、私が版画を制作するための参考資料になるとも考えています。この円卓には「デービッド、今回はすごくいいじゃないか、嬉しいよ!」などといった類いの意見を述べてもらうためではありません。もちろんこのような投稿は嬉しいのですが、他の人達にとってはあまり面白いはずがないのです。いつも、私が作品をエッセイと一緒に送るたびに必ず、収集家の方から色々なメールを頂戴します。それは、作品や私が書いた内容に関して、希望を述べていることもあれば、何かを伝えてくださることもあり、間違えを指摘して下さることもあれば、質問であったりもします。ですから、意味のある議論をしたり情報を交換したりする下地はすでに十分あると思います。
そんな訳で、作品をお送りする都度、その画像とエッセイをこの木版円卓に掲載することによって、単に私宛に感想を伝えるのではなく、互いに思いついた事など意見を交換し合う場を提供するのです。(たまたまここを訪れた人がその内容を読むかもしれません)
では、円卓で「お会い」しましょう!
「版画漫画」はいかがですか?
日本の漫画は、世界で有名ですね。そこで、版画の作り方を漫画を使って説明してみたら面白いかと思ったのです。
私に絵が描けるはずはないですよね。でも、制作の行程を示す写真とマッキントッシュ向けの漫画制作ソフトを使えば、面白くて役に立つ話が作れるのです。
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