デービッド・ブルが発行している季刊誌「百人一緒」に掲載された記事です。

ここに、バックナンバーがすべて集めてありますので、号数あるいはテーマ別分類から、選んでお読みください。

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「美の謎」シリーズが終了した今、展示会の知らせを期待している方もいらっしゃるかと存じます。「自然の中に心を遊ばせて」の企画を終了した時点で開催した前回から、2年が経過しています。でも色々な理由から、現時点で展示会を開催するのは無理だと判断しました。

最大の理由は、もちろん経済的な要因です。新たに始めた木版館関連の企画で資金も時間も使い果たしていますし、次の企画を開始するまでの数か月は無収入になるので、都心で開催する余裕がないのです。この近くの画廊で開催することも考えましたが、収集家の方々(作品を見たく思っておられる方々も)の多くが、はるばる青梅まで足を運んでくださるかは、疑わしく思えます。

でも、皆様とお会いする機会ができました。今年の春に開催されるデザインフェスタという大祭典に、再び参加することに決めたからです。5月ですから、次回のニュースレターで詳しい内容をお伝えいたします。とても有意義な催しで、すでに安定した基盤を持つ美術家やデザイナーがいるかと思うと、美術の世界で自己を確立しようと意欲を燃やす、若くて新鮮な顔ぶれも混じっています。

木版館からの参加者たちを形容したら、どちらになるでしょうか?

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